05.15.2005 (Sun)
ありがとうございます

柴犬ゲンゲン君と飼い主たちのドタバタ日記の5月14日の記事に、gaboさんがさむらいとすざくの事を書いてくださいました。
Moviesをオープンし、その動画を見たgaboさんtarさんが、さむらいとすざくのハンディキャップがどんなものなのか、なぜこのようなハンディキャップを持って生まれてきたのか、お二人が感じた事を記事にし、ゲストの皆さんに投げかました。
ゲンゲン君のブログで、さむらいとすざくの事から、「命」についてたくさんのコメントが書かれています。
TwelvePawsには、柴犬パラダイスへようこそ!!のkazu姉さんがメッセージを下さり、遺伝性疾患CL病で虹の橋へ旅立った「五右エ門くん」のサイトを教えてくださいました。
今、ゲンゲン君ブログのコメントを読んでいたら、な・な・なんと、さむらいとすざくだけでなく、私にもエールを送っていただいているではありませんか、、、あれ〜こっぱずかしぃ・・・。
これは、わたしも書かなければと、今キーを打っているのですが、文章がまとまらない。
とにかく、今、何かを書きたいと思って、浮かんだことを、だらだらとかいてます。
ちょっと前に、自分のサイトは思うように更新できない、皆さんのサイトにも遊びにもいけない、それがつまらなくて、このサイトを閉鎖しようと思っていました。そのことを柴犬優奈&環奈のあけみさんにメールでぶつぶつ言ったら、あけみさんは励ましてくれました。そしてブログをオープンし、ムービーもオープンする事が出来、今こうして皆さんの仲間になって、こうしていろいろな話が出来る機会がもてと、本当に楽しく嬉しく思っています。
gaboさん、tarさん、そしてお二人と出会うきっかけを作ってくれたあけみさん、今回、さむらいとすざくのムービーを見にいらしてくださった皆さん、コメントを下さった皆さん、ありがとう。
さむらい・すざく、元気いっぱいちょっと太目のせいるう、オット・長女、そしてわたし、これからもTwelvePawsをよろしくお願い致します。
へんてこりんな文章で、本当にすみません。
そのうえ「ありがとう」なのに、3尻の写真かい!!
* tarさんも2頭の事を書きたいとおしゃっていたのですが、公私共にお忙しく、今回はgaboさんにお願いしたそうです。
さむらい
すざく
07.31.2003 (Thu)
思うこと、考えること
これだけ頻繁に症状が出ているのだから、いくら外の犬舎にいたとはいえブリーダーがそれを知らなかったとは思えません。2匹の値段は相場と比べるとかなり低く、さむらいを迎えに行ったとき「遠くから来たから。」とさらにディスカウントしたので、「何でだろう、変だよね。商売なのに。」と話しながら帰ってきました。今になって、障害があることがわかっていたからではないかと考えています。
偶然に障害を持った犬が生まれた可能性もありますが、さむらいとすざくは先天性のようで、なおかつ同腹2匹が同じ症状を持っているということは遺伝的な疾患である事も十分考えられます。ブリーダーが見せてくれた、両親・父方祖父は見た目はいい柴犬でした。しかし、その子である2匹には歩行困難という障害があります。このブリーダーの犬たち、今まで生まれた犬たちに、このような障害を持った犬は本当にいないのでしょうか・・・。
2008年1月
この繁殖に関してはっきりしたことはわかりませんが、さむらいとすざくの症状は近親繁殖の可能性も考えられるそうです。
<柴犬探し>
柴犬を探すのには、ネットでのブリーダー検索・柴犬レスキューでアダプトを待っている犬・アニマルシェルター等で保護されている犬のサイト、そして新聞を利用しました。
我が家から行かれる範囲で見つかったブリーダーは、仔犬が生まれる前からすでに予約が入っていたり、出産の予定がなかったり、また値段が非常に高かったりしていて、なかなか自分たちの考えている条件と合いませんでした。
そんなある日、新聞の広告のページの犬情報の中に「柴犬、生後9週、オス・メス」と載っているのを見つけました。地元紙なので、行かれない距離ではないだろうと思い、電話番号からアドレスを検索した結果、隣の州の車で3時間ほどの場所だとわかりました。
それから1週間以上が過ぎ2匹目の仔犬の事を夫とわたしで話し合い、そのブリーダーにまだ仔犬がいたら我が家へ迎えようと言う事になり、電話をしました。実は、新聞で見つけてから結構時間がたっていたし、値段が安かったので「もう、いないだろう。」と半ば諦めてきたのですが、電話口で「オスもメスもいるけど、どっち?」と聞かれて、正直「えっ、まだどっちもいるの。」と驚きました。
その電話の後すぐにストアでクレイトと首輪を購入し、車で3時間のところを途中事故でフリーウェイが動かなくなったため6時間以上かかって、そのブリーダー宅へ行きました。フリーウェイから外れて、牧場や畑が広がり人家がぽつんぽつんとした中を走り、雑木林の中のブリーダー宅へついたときは、もう暗くなり始めていました。
犬たちは家の中でブリーダー家族と暮らしていて、仔犬たちは大事にされている、、、と、他のサイト等で読んでブリーダーと犬たちのイメージを持っていたのですが、そこは雑木林の中に屋根がなく土の上に設置されたフェンスの中に犬小屋が置かれていて、結構な頭数の柴犬や他の犬種が一部屋に2〜3頭づつ入っていました。そのひとつに、まだ小さい柴犬の仔犬が2匹、「えっ、仔犬なのに外にいる・・・。」、わたしは驚きました。この時は2匹ともチョコチョコと普通に動き回っていて、それはもう「可愛い。」のひとこと。赤柴のメスはわたしたちが近くに行くとフェンスに前脚をかけて立ち上がり、こちらに興味津々。白柴のオスはブリーダーがゲートを開けると警戒するように奥のほうへ引っ込んでしまいました。こんな状況でしたが、実際にふわふわの小さな仔犬を抱き上げ、周りにいる柴犬の成犬を見たら、もう柴犬の魅せられてしまい、その仔犬を連れて帰ることしか考えられませんでした。
<ブリーダーについて>
ブリーダー選びにも問題があったと思っています。犬をブリーダーから迎えようと考えたら、いくつかのブリーダーを訪ね、繁殖や飼育環境そしてブリーダーの犬に対する考え等を自分の目で確かめ納得した相手を選ぶべきです。このブリーダーの場合、犬たちがいる環境を見てブリーダーと話をして、「なぜ、犬の繁殖をしているのだろう?????」と感じました。
予防接種は2回済んでいると言っているが証明書はなし、寄生虫の駆虫はしていない、外に居たため汚れてダニがついていて、爪は伸び放題。さむらいは気管支炎を起していても、なにもケアされていませんでした。「なんだか酷いブリーダーだな。」と思っていたのですが、さむらいに異常が見られると連絡をしたら、すざくをあげると言ってきたので、やはり変わったブリーダーだったようです。(すざくも障害があるのでいらなかったのだろうと思っています。)
<ハンディキャップドッグを通して>
障害があると、手がかかることもあります。遊び盛りなのに思うように動けずマットの上にじっとしているのを見ると、なんともいえない気持ちになり、さむらいを抱いて泣いたこともあります。他の犬が普通に歩いているのを見ると、障害がなかったら、ああやって大好きな散歩もたくさん行かれるのにと思います。サイトを読んで、さむらいとすざくに障害がなかったらと考える事も度々あります。でも、さむらいはさむらい、すざくはすざくです。障害はあるけど食べて寝て遊んでと、毎日元気いっぱいに暮らしています。
さむらいとすざくを我が家へ迎えて、繁殖についても考えるようになりました。生命をこの世に送り出す事の責任の重さを、相手が犬であろうときちんと考え、慎重になるべきです。遺伝性疾患や障害のある系統の繁殖、また無知な繁殖は絶対にするべきではないと思っています。生まれてきた小さな命にどこまで責任を持てるでしょうか。疾患や障害のある犬を見るのは辛く悲しい事です。しかし、それ以上にハンディキャップを持って生まれてきた犬自身が、犬らしい一生を送れずに過ごすことになるのです。
歩けなくなったら抱き上げる、食事を食べやすいようにする、手伝う事は出来てもさむらいとすざくの障害を治すことは出来ません。
07.31.2003 (Thu)
ハンディキャップドッグと暮らす
さむらいとすざくとの暮らしは、健常なせいるうとは異なります。2頭の状態を見ながら、日常生活の中でのことを決めていきました。犬のトレーニング方法で「してはいけない」と言われていることもありますが、さむらいとすざくのADL(日常生活レベル)とQOL(生活の質)から必要だと判断し実行しています。
我が家に来てすぐに、さむらい・すざくとも"STAY/SIT/DOWN/COME/HOUSE/NO/OFF/GO INSIDE"の基本的なトレーニングをし、
きちんと覚えました。
<排泄>
排泄は外でしています。ブリーダー宅で外に居たためか、トレーニングというほどの事をしなくても外に出ればまずは用を足し、家の中でする事は緊急時以外はありませんでした。
排泄のタイミングは2頭の状態に合わせる事が多いです。さむらいは用を足したくなるとドアを前足でガリガリして知らせるので、その時はすぐに外に出なければなりません。前回からの間隔が短くても、ドアをガリガリしたときは必ず排泄なので、外に出ないと数分後には動けなくなってしまい、排泄が出来なくなってしまう事があるからです。夜中や雨が降っているとき以外は、さむらいのサインの時にせいるうとすざくも一緒に外に出ます。
3頭は起床後・朝食後・午後12時前後・午後3時前後・午後5〜6時・夕食後・就寝前・午前2〜3時前後のサイクルで外に出ています。(成長してきたので、夜中のトイレタイムはなくなりました。)
さむらいは起床時と夕食後に動けない事が多く、そういう時は排泄が出来ないので、せいるうとすざくが外に出ても、家の中のマットの上でじっとしています。立ち上がって歩き始めたら、すかさず外に連れて出るようにしています。食後に必ず排泄するので、夕食後から就寝前の時間帯に動けない時は、わたしがベッドに入る時間を過ぎても動けるようになるのを待ち、排泄を確認してからベッドに入ります。
2008年1月加筆
2007年末に引越しをするまでは、バックヤードにフェンス、出入りするバッグドアにスロープを設置し、さむらいとすざくは自分たちで出入りしていました。
引越し後、家の設計上、さむらいとすざく用のスロープを設置することができず、現在はそれぞれが外に出たくなると、ドアの前へ行くので、抱いて数段の階段を降り、外へ出ています。
<食事>
食事は必ず食べ終わるまで側について見ています。頭がゆらゆらして、うまく食べられないときはボールを傾けて食べやすいようにします。それでもうまく食べられないと食べるのをやめてしまうので、そういう時は一口量を手にのせて口まで運んだり、指先にちょっとづつ乗せて食べさせています。
2008年1月
現在は、ボールにドッグフードを入れて、終日置いてあります。
決まった時間に出しても、体調がよくないと食べることができないため、このような方法にしました。
<散歩>
散歩時の歩行に関するトレーニングはしていません。2頭にとっては"歩ける"という事が重要なので、歩くことが出来て散歩を楽しめればそれでいいと考えています。とにかく少しでも長く歩けるということが、わたしの2頭の散歩への思いです。
2頭とも生後6か月まで散歩に行かれませんでした。歩いているなと思った次の瞬間には立つ事も出来なくなってしまうためです。何度か散歩に行ってみたものの、ちょっと歩くと後脚の力が抜けてウサギのようになり歩けなくなり、わたしに抱かれて家に帰って来る事になり、わたしもそういう状況になるとなんともいえない気持ちになり、散歩に対して消極的になってしまいました。
夏の暑い季節が過ぎ、次第に冬の気配がしてきたのと同時に、2頭も成長し動きがよくなってきました。上着が必要になる頃に、再び散歩に出る事にしました。さむらいは15分ぐらい歩くと症状が出始めるので、それを計算して家の周りをぐるっと、いつも違うコースを散歩するようにしました。すざくは調子がいいと30分以上歩けますが、早い時はさむらい同様15分ぐらいで症状が出始めるので、時間を判断するのが難しいです。
最近はさむらいの調子が悪いときは別々ですが、普段は一緒に散歩しています。さむらいが散歩に行くのが無理そうなで、すざくはかなり調子がよさそうなときは、せいるうとすざくが一緒に散歩に行くこともあり、帰ってきてからさむらいが少しでも動けるようならショートコースの散歩に連れて出て、歩けなくなったら抱いて帰ってきます。
散歩は2頭にとって大好きで楽しい事、わたしが散歩用リーシュを手にすると興奮して大騒ぎになります。外に出たら、興奮のあまり飛び跳ねながら我先にと歩き出します。さむらいはあちこちの匂いを嗅ぐことに大忙し、すざくはとにかく先へ先へと進みたがり、2頭の散歩の目的の違いがよくわかります。コースは一応わたしが決めていますが、2匹が選んだ道を歩くことも多いです。行動が制限されているので、2頭が興味を持った事は可能な限り気が済むまで好きにさせています。また、他に犬たちとも、顔を合わせる機会を作るようにしています。
*この辺では散歩している犬は少ないので、散歩の途中で挨拶と言う事ではなく、フェンスの中で放し飼いになっている犬のところへ行って、フェンス越しにちょっと顔をあわせる程度です。
2頭が並んだちいさなお尻をぷりぷりさせながら普通に歩いている姿を見ていると、「あ〜今日は歩けてるなぁ。」と嬉しくなります。他の犬にしてみれば普通の事ですが、さむらいとすざくにとっては普通に歩いて散歩が出来ることは、とても貴重な時間です。
犬に限らず、動物にとって歩けない事がどれだけハンディーになるか、大好きな散歩も満足で出来ないでいるさむらいとすざくと暮らし始めて改めて感じるようになりました。もし2頭が野生であったら、生き延びる事は非常に難しいだろうと思わずにはいられません。
07.31.2003 (Thu)
赤柴すざく
2003 年8月5日、仕事でブリーダー宅近くへ行った夫が、代わりにと言われたメスの仔犬を「すざく」を連れて帰ってきました。さむらいと比べると警戒心が強く臆病なすざくは、2日間クレイトの中に閉じこもり、自分から出てこようとしません。せいるうやさむらいがクレイトの中をのぞくと、奥に丸まってびくびくしています。
排泄のためクレイトごと庭に出し、屋根をはずして外に出すと、走っていってやっと用を足しますが、すぐにクレイトの中に入ってしまうの繰り返しでした。クレイトから出て普通にぴょこぴょこと歩き走る仔犬らしい姿を見て、すざくは元気な子なんだなと思っていました。
4日目ぐらいからこの環境にも慣れてきて、クレイトから出て家の中を観察するようになりました。リビングのマットの上で寝転がったり、せいるうやさむらいともじゃれあうようになりました。
ある夜、トイレタイムで外に連れ出そうとしたら、すざくは立ち上がることが出来ず四つん這いのままもごもごしているのです。「すざくもだ・・・。」、すざくもさむらいと同じ障害を持っていました。
その日から、すざくにも後脚に力が入らず立ち上がることが出来ないため、歩行が出来なくなる症状が出現しています。一度症状が出ると、さむらい同様30分ぐらいから半日近く、普通に立ったり歩いたりすることが出来なくなります。四つん這いでどったどったと床の上を動いたり、後脚は広がってしまいますが、ゆらゆらしながらも4本の脚で立つこともあるので、すざくの症状はさむらいと比べると軽いようです。動けない時間が長くて排泄の間隔があいたときは、抱きかかえて庭に連れ出すと、よたよたしながらも排泄スタイルになり何とか用を足しています。食事もさむらい同様、症状が出ると上手に食べる事が出来ず、すざく自身も食べるのが嫌になってしまうようです。普段は食欲旺盛なのに、タイミング悪く食事の時間に症状が出ていると、食事にあまり興味を示さなくなります。
すざくは頭が傾いたり、まっすぐ歩けない症状はほとんどなく、動けるときは普通にみえます。
散歩に行ってしばらくすると、後脚がステップを踏むような飛び跳ねるような歩き方になり、縺れだしてだんだん歩きにくそうになりますが、さむらいのように脚を引きずってしまい、歩けなくなるほどにはなりません。日によっては、全く症状が現れず、30〜40分元気に散歩をすることもあります。
07.31.2003 (Thu)
白柴さむらい
2003年7月30日、さむらいが我が家で暮らし始めて3日目に食欲がまったくなくなり、水も飲まなくなりました。ドライフードが嫌なのかと思い、ウェットフードを買いに走り、指に乗せて口まで運んでも匂いを嗅ぐだけで食べようとしません。
そういえば、ブリーダー宅から家に来る車の中で、吐いているように「げほっ、げほっ」と聞こえるのに、クレイトの中を見ても吐いた様子もなく、変だなと思っていました。家についてからもおっさんのような「かっ、かっ、げほっ。」という咳をしているので、早くクリニックへ連れて行かなければと思っていた矢先でした。

午後になって、オシッコのために玄関のポーチに出すと、まるで酔っ払っているようにバランスが保てずよろよろと右へ寄っていってしまい、立っているのが困難な様子です。ポーチが若干斜めになっているので、そのせいかと思いましたが、それにしてもおかしい。食べないしふらふらしているし、このまま一晩を越すのは仔犬のさむらいにとって命に関わると判断し、せいるうが行っているクリニックへ電話をしましたが、そこでは今日は診察できないと言われ、近所の予約無しで診察するホスピタルを紹介されたので、ぐったりしているさむらいをクレイトに入れ、車でそのホスピタルへ向かいました。
診察室に入り、熱を測ると発熱しているとの事。ドクターに診察してもらい首の皮下に補液をすると、脱水状態が緩和されたようで、さむらいが「楽になったよ」と言っているように見えました。
どうやら気管支炎を患っていたようです。抗生物質と駆虫剤を処方され帰宅し、クレイトから出すとぴょこぴょこ歩きまわったので、「そうか、熱があったから、ふらふらしてたんだ。」とほっと一安心。その晩は夕飯も食べました。
が、その翌日から、さむらいは歩いていると頭が右や左へ傾いて、よろよろと寄って行ってしまい、さらには後脚に力が抜けたようになって立っていられなくなり倒れてしまうのです。そして動けなくなって、床やドッグマットの上でじっとうずくまってしまいます。首輪をつけるとふらふらして、それがとても重そうです。庭に出て首輪にワイヤーをつけると、その重みで更にふらふらして身体を支える事が出来ませんでした。
一日に数回、この症状が出現し、歩くどころか動く事さえできなくなります。不定期に現れ、30分ぐらいの時もあれば、何時間もそのまま動けずに居る事もあります。排泄は庭に出てしているので、動ける時にタイミングよく連れ出さないと、スタイルが維持できないため用を足そうとしません。排便はどうしても我慢できないと、しゃがんだスタイルをとらずに寝転がったままするようになりました。しかし、排尿はしゃがんだスタイルがとれないとしません。
症状があるときは食事もうまく食べられません。頭がゆらゆら揺れてしまい、鳥が餌をつつくような動きになり、口に入れることが出来ません。口に入ったとしても噛む力が弱くて飲み込めず、脇からぽろぽろこぼれてしまい、舌を使ってぺろぺろと食べ物を口に運ぶ事が出来なくなります。もちろん水を飲む事も出来なくなります。ドライドッグフードをふやかして口に一粒づつ入れてあげたり、症状がひどいときは食べるのをやめて、動けるようになったら食べさせたりしました。
あまりに頻繁に歩行障害が現れるので急性の疾患ではないかと心配になり、夫の休みの日に発熱したときに行ったホスピタルに電話をすると、症状が出ているときをビデオで撮影しさむらいを連れて来るように言われました。ビデオカメラでよろよろどった〜んのさむらいの姿を撮影し、ホスピタルへ行きました。ビデオを見たドクターは「肝臓のシャントが原因かもしれない。検査をしたいので、さむらいを預かりたい。」と言い、その日の午後さむらいをそのホスピタルに預けました。
数日後の血液検査結果、そのドクターが疑った疾患ではないと結果が出ました。ドクターは「私には何が原因かわからない。神経系の疾患の可能性が考えられるので、犬の神経専門医に診てもらうのがいいと思う。CTやMRIの検査をするだろうから、費用は1000ドル以上かかると思う。」と言われました。検査を受けさせて、何が原因か知りたいと言う気持ちはもちろんあります、しかし1000ドルは簡単に出せる金額ではなく、また検査をして原因がわかったところで治るかどうかもわからない、これらの理由から専門医の受診は難しいと、夫がドクターに話をすると「確かに、その通り。」と。結局、そのホスピタルではなぜさむらいにこんな症状が出現するのかはわかりませんでした。

さむらいのこのような姿を見て、夫わたしも「これは普通じゃない。なにか疾患がある。」と思い、ブリーダーへ電話をしたところ、「ここに居る犬たちも、今まで生まれた犬たちにも、そんな症状があったことはない。そっちに行ってから、何か問題があったんじゃないか?」と。そして「もしその仔犬が嫌なら、こっちに戻してもいいし、飼いたいならそのまま飼って居てもいい。そのオスの代わりに一緒に居たメスを渡すから、取りに来てくれ。」と言われました。
症状の出ているさむらいをブリーダー宅へ返したら処分されるのではないか、ブリーダーの印象から「あのブリーダーたちなら、やりかねない。」と思い、そのことをに話しました。
仔犬期の一時的なもので、成長したら症状は無くなるかもしれない、でも初めての誕生日を迎える事も出来ないかもしれない、夫とわたしはさむらいのこれからについていろいろ考え話しました。さむらいが我が家へ来たのも何かの縁、我が家の犬になったのだから、最後まで一緒に暮らそうと決めました。
07.31.2003 (Thu)
さむらいとすざくの障害
精密検査はしていませんが、主治獣医には「脳に障害があると考える。」と言われています。治療に関して特にコメントは無く、何もしていません。
<主な症状>
| ・突然後脚に力が入らなくなり、立つ・歩行不可能となる。 |
| ・バランス感覚が悪く、階段の昇降は不可。 ちょっとした段差もうまく昇降できず、ジャンプをして転がってしまう。 特にさむらいの症状がひどく、クレイトに入る時もバランスがとれず中に入りながら転がってしまい壁にぶつかってしまう。 食事をしながらバランスがとれなくなり、後脚2本で立っちあがってバック転をするように後へひっくり返ってしまうことがある。 |
| ・歩行障害がない時も、身体全体がゆらゆら揺れ続けている。張子の虎のよう。 |
| ・歩くとき、頭が左右どちらかに傾斜していることが多い。さむらいのみ。 |
| ・歩行障害が出ているときは、うまく噛む事が出来ず食事摂取が困難になる。 |
| ・シェイクするとバランスを崩してしまう。 |
さむらいのほうが、症状が強く、出現回数も多いです。大好きな散歩に行っても、途中から後ろ足を引きずるようになり、足が裏返って甲を地面にこするような歩き方になってしまいます。もっと歩きたがっても家に帰らざるえません。ドアをガリガリして外に行きたがっていても、数分後には動けなくなってしまう事もあります。
最近は成長して前脚に力がついたため、後脚が立たなくても、家の中では四つんばいで泳いでいるように動き回り、土の上ではウサギのようにぴょんぴょん飛び跳ねて移動しています。
幸い排泄に関しては、2頭とも問題はありません。さむらいはしゃがんで排尿しています。
これらの症状が出始めて、インターネットで犬の疾患についていろいろ調べました。まず疑ったのは「耳の感染による前庭障害」、ブリーダー宅では犬達は雑木林の中の屋根の無い犬舎に居ました。さむらいとすざくの2頭で犬舎の中に入っていて、直接地面の上で暮らしていました。さむらいには大きなダニがついていて、2頭とも身体が汚れていて爪も伸び放題、駆虫もされていなかったので、耳ダニや感染症があってもおかしくない状態でした。しかし、獣医の診断では耳の異常はみつかりませんでした。




